Mokha Coffee Okinawa, は、現在準備中です。

2022/01/08 21:45

どうも。改めましてもかの人です。


イエメンコーヒーを専門に販売する、Mokha Coffee Okinawa,の代表をしております。

代表と言いましても一人運営しているわけなのですが。


私がなぜイエメンコーヒーだけを販売しているのか、

それをしっかりと言葉で伝える機会がなかったため、

この機会にお話ししたいと思います。


日本に住むイスラム教徒との出会い

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皆さんは日本国内にどれくらいの数のイスラム教徒が住んでいると思いますか?


1000人くらいでしょうか? それとも5万人?

 そもそも会ったことがない人の方が多いのではないでしょうか。


現在日本に住むイスラム教徒の数は約10〜20万人とされていますが、

正確な人数の調査はされておらず、あくまでおおよその数となります。


意外にも多く感じませんでしたか?


イスラム教を信仰する国は幅広く、一般に想像される中東地域だけではなく、

インドネシアやバングラディシュなど東南アジアの国々にまで及びます。


そう聞くと道すがらに出会った気がしますよね。


さてさて、私がイスラム教徒に出会った時期はだいたい2012年ごろ。

その頃は覚えている方も多いと思いますが、国際テロ組織IS(イスラム国)の活動が活発になり、

国内外の報道でもイスラム教徒の文字を多く目に、耳にする年でした。


イスラム教徒=テロリスト


これは当時の私のイメージです。ですがこれは私だけではなく、多くの日本の人、

とりわけ欧米の人たちが感じたイメージだったはずです。


そんなイスラム教徒への恐怖のイメージが充満する中、私は何をとち狂ったのか、

「ほーん、じゃあ会ってみたいなぁ」とふと思ったのです。


もちろん周りには言えませんでしたね笑


まぁ、ネットが発達した時代ですから、自分でイスラム教徒と接触できる場所などを探す事は簡単です。

そうして辿り着いたのが福岡は箱崎の福岡モスクでした。


最初の出会いはそこでした。


出会うまではかなり緊張、というよりは恐怖でしたが、会ってしまえばそうでもなく、

その後も国内のイスラム教徒の元を訪ねます。

その最中で一番驚いたことは、私が住む沖縄にもモスク(礼拝施設)があるということを知った時ですね。


こんな田舎の島にあるのか?

そもそも施設を建てるほど住んでいるのか?

豚肉文化と言ってもいい沖縄でどうやって生活しているのか?


色々疑問だらけでしたね。


ただその時ふと気づいたことは彼ら彼女らへの恐怖心というものが、

もうすっかりとなくなってしまったことでした。


イエメンとの出会い

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人間というものは不思議なもので、全くの赤の他人であっても交流を重ねてしますと情が湧いてしまいます。


それが外国人であっても。


イスラム教徒の置かれた立場というのはあまりにいいものとは言えません。

彼らの母国の多くは内戦や紛争で疲弊していたり、

同じイスラム教を信仰する国家であっても仲が悪かったり、

終いには移民として住んだ国で馴染めなかったり。


全てのイスラム教徒がそうではないと思いますが、

私が交流した多くのイスラム教徒の多くはそのような境遇でした。


さて、そのような境遇の人を目にして人はそれを無視はできないもんです。


国際社会で活躍もしてない、コネがあるわけでもない、さらに英語が話せるわけでもない。


そんな平凡を絵に描いたような私が、彼らと地元の人とを交流するきっかけを作りたい

。そして一緒に働ける未来を作りたい。

そしていつかは彼ら彼女らが胸を張って母国に帰ることができる世界を作りたい。


そう考えるようになりました。


えぇ、小さい頭を使いましたね。とても。


そして辿り着いた一つの答えが、イエメンコーヒーを販売しつつイスラム教の文化を伝えよう。というものでした。


なぜコーヒーなの??というと、ものすごく単純に当時コーヒーにハマり始めていて、

イスラム×コーヒーで何かできないかな? あれ、イエメンって国はイスラム教国家だな。

じゃあイエメンコーヒー専門店でもやるか。


そんなノリでしたね。


そうやって始めたイエメンコーヒー専門店Mokha Coffee Okinawa,は、

偶然にも立ち上げてすぐ一人のイエメン人に出会うんですよね。


その人がモカオリジン社のタレックさんでした。


同い年の彼とは何かと気が合い、イエメンのことや事業のこと、将来のことなど色々語り合いましたね。

あ、すいません。嘘です。ほとんど互いが好きなアニメの話をしていた気がします。


まぁそんなこんなんで私がイエメンコーヒー専門店にこだわる理由が、

私の中でも徐々に徐々に確かなものになっていきました。


イエメンコーヒー専門の難しさ

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イエメンコーヒーというものは、他国で生産されるコーヒーの相場より高い傾向があり、

その割には生産量や品質などが安定せず、スペシャルティコーヒーと言われるものとは程遠い現実がありました。


そもそもイエメンコーヒーは同じくモカという名前のエチオピアに比べて、

マタリ、ハラーズ、イスマイリくらいしか種類がなく、その3つだけを販売するというのは難しいものでした。


最初の頃はやっていましたけどね。


加えて政府軍と反政府軍(フーシ派)による内戦の激化。

空路や海路が制限されてしまい年々価格が高騰している現実もありました。


八方塞がりじゃあないか。


そんな気持ちでやっていましたね。


ただ、モカオリジン社の事業が展開され、タレックさんからの応援などもあり、

なんだかんだ今までイエメン専門をやる事ができております。


現在では個人で海外より仕入れることにも挑戦し、

色々なイエメンコーヒーをたくさんの皆様にお届けできることを大変嬉しく思います。

今後とも見守っていただけると幸いです。


さいごに

ご興味をもって頂きました方、よろしければフォローよろしくおねがします。

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