Mokha Coffee Okinawa, は、現在準備中です。
2021/09/30 20:54
こんにちは。
今回はネルドリップ器具製作のお話です。
ネルドリップ器具のステンレス枠の加工を依頼した大光工業は、
沖縄県南部にある南風原町にある、金属製品などを加工する従業員5人ほどの町工場。
B to Bを基本とする町工場がなぜコーヒー器具を作ったのか?
大光工業代表の大城正順さん、娘のエリさんにお話を伺いました。
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私「今日はよろしくお願いします。」
正順さん「よろしくお願いします。」
私「早速で恐縮なのですが、大光工業さんの基本的なお仕事を教えてください。」
正順さん「そうですね。基本は板金加工をしています。それとステンレス加工はここ最近始めました。」
私「そうなんですね。」
私「今回コーヒー器具の製作をお願いさせていただきましたが、そのような依頼は初めてかと思われますがいかがですか?」
正順さん「そうですね。初めてです。ただ最近は娘(エリさん)の提案もあり小物系の製作にもチャレンジしてきました。元々新しいことに挑戦することは好きなので不安などはありませんでした。」
私「そうでしたか。そう仰っていただけて安心しました。」
正順さん「可能な限りは大きな機械を使用する工場では作れないようなものを作りたいですし、お客さんには“こんなものまで作ってくれるんだ!!”という驚きと感動を提供したいし、要望には応えたい。」
私「素晴らしいですね。お話ありがとうございます。」
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今度は娘さんへ。
私「よろしくお願いします。」
エリさん「よろしくお願いします。」
私「お父様には色々伺うことができましたので、少し違うことを質問しますね。」
エリさん「はい、いいですよ。」
私「大光工業さんはステンレス小物製作なども行うgrauとしても活動されています。大光工業、grau共に大事にしていることはありますか?」
エリさん「町の電気屋さん的なポジションでいることでしょうか。」
私「と言いますと?」
エリさん「言葉にするのが難しいのですが、お客様との対話を大切にしてお客様にとって最適な提案、納品ができる存在でありたい。」「ネルドリップ器具もそうでしたよね。」
私「確かに。私が提案した図面と出来上がりは異なりましたね。円形の部分と取っ手の部分が初期の寸法ではアンバランスで色々協議しましたね笑」
エリさん「そういうことです笑」
エリさん「また、古い技術や物を生かし、現代に新しい価値を提供をしたい。」「また、地域とのつながりを大切にしたものづくりを心がけ、町工場の魅力や技術力、楽しさを若い世代にも届けたいですね。」
私「素敵ですね。今日はありがとうございます。」
エリさん「ありがとうございます。」
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ステンレス枠一つを作るにしても、
その地域、その会社に物語があります。
道具としてはもちろん、日々を良くしてくれるものとして、
あなたのそばにネルドリップ器具があれば幸いです。
モカコーヒーオキナワ 知念
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